Vol.14 家畜保健衛生所ができることを 村山修吾

2018年11月19日

皆さんはじめまして。
新潟県下越家畜保健衛生所の村山修吾と申します。

家畜保健衛生所は全国各地にあると思いますが、生産者の皆さまは普段どのようにお付き合いをされているでしょうか?
私はできるだけ生産者様にとって身近な存在でありたいと、毎日農場を回り家畜保健衛生所として何ができるか?を考えながら、生産者様とのコミュニケーションを第一にお手伝いをさせていただいております。
農場成績を伸ばすのは容易ではないかもしれませんが、必ず現場にそのヒントはあると思います。PRRS対策もその一つです。それぞれの農場ごとに状況は違います。各農場ごとに有効な対策を見つけられればコントロールできる疾病です。お手伝いさせていただいている多くの農場で良い結果が現れており、まずは新潟県内の清浄化という目標を達成できるようこれからも頑張らないとです。

PRRS対策は様々ありますが結果が全てだと思います。生産者の皆様が我々に求めているのも結果です。全国でPRRS清浄化の成功事例が増えるために少しでもお役に立てるようP-JETのメンバーに加えていただきました。
全国の家畜保健衛生所も必ずお役に立てることがあるはずです。何か伝染病が発生した時だけでなく、普段から皆さんの生産性向上に家畜保健衛生所を活用していただきたいと思っています。
そして全国の家畜保健衛生所が各地域にけるPRRS対策に積極的に取り組んでくださるよう期待しています。