Vol.18安定経営のツールである養豚獣医師 田島守

2019年06月06日

P-JETブログをご覧の皆様、初めまして!福岡県で開業をしているフロントサークルの田島と申します。今回は初めての投稿なので、まずは自己紹介をさせて頂ければと思います。

 縁あって福岡県を拠点に活動していますが、出身は千葉県。そして、両親も獣医師や畜産に関わる仕事ではなく、家業で寿司屋をし、親戚も何らかの商売(鉄工所や銭湯、おでん屋など)を営む自営一族に生まれ育ちました。

小さいころから生き物が好き、だから獣医師になろう、というシンプルな動機で獣医系の大学に進み、研究室の先生の紹介を頂き2007年にJA全農へ入会しました。養豚のことを知ったのは就職してからです。初めて豚を見た時の衝撃(こんなに豚って大きいのか!ブーって全然鳴かない!)は今でも忘れられません。当初は千葉県での勤務でしたが、その後福岡県へ転勤し、9年間養豚専門獣医師として勤務をさせていただきました。

足掛け10年間のJA全農での業務を通し、すっかり養豚の魅力に取りつかれ、そして、知り合うことのできた生産者の皆さんとじっくり向き合っていきたい。そう思い、2017年に独立開業しました。

私は養豚の経営において、疾病は大きなリスクの一つであると考えています。そしてそのリスクを軽減、分散するためのツールが養豚獣医師ではないかと思います。P-JETの活動を通して、大きなリスクであるPRRSという疾病への正しい知識と対処方法の普及・啓蒙ができればと思います。

皆様の生産した美味しい豚肉がいつも食卓に並ぶことのできるよう、これからも務めていきたいと思います。