Vol.9 バラエティ豊かな養豚管理獣医師の仕事 数野由布子

2018年06月19日

皆さま、こんにちは!
(有)サミットベテリナリーサービスの数野由布子です。今回は初回なので、まずは自己紹介から失礼します。

私は、麻布大学を卒業後、群馬県前橋市に拠点を構える㈲サミットベテリナリーサービスに入社しました。入社後の7か月間は岩手県の養豚場で現場研修をし、群馬へやってきました。
そもそも、私が養豚管理獣医師になりたいと思うようになったのには2つのきっかけがありました。 ひとつ目は大学3年生のときに入室した研究室、ふたつ目が養豚コンサルタントという仕事について知ったことです。養豚管理獣医師の仕事は、ワクチン接種、妊娠鑑定という現場に近い作業から、病気のコントロールや換気指導、豚舎設計にまで至るコンサルティング、農場HACCPの指導など内容は多岐に渡り、とても驚いたのを覚えています。何が原因で成績が下がったのかを究明し、生産者のみなさんと経営を含め一緒に考え、信頼され、みんなで改善していこうという先生方の姿をみて、なんて素敵な仕事だろうと目から鱗でした。

そんな私も今年の4月から入社4年目に突入し、ワクチン接種や妊娠鑑定、解剖などの仕事の他にも、コンサルや農場HACCP、JGAP構築を任されるようになりました。特に農場HACCPは、P-JETが重要だと掲げているバイオセキュリティを、ルール化し、継続していくための仕組みつくりとして、活用することができます。

最後になりましたが、今後も生産者の皆さんのお役に立てるように精進してまいります。どうぞよろしくお願い致します!