Vol. 1 養豚獣医師になったきっかけ 渡部佑悟

2017年09月19日

みなさんこんにちは!(有)サミットベテリナリーサービスの渡部佑悟です。

今回はP-JET WEBページリニューアル後最初のブログ投稿になります。ここでは僕が養豚獣医師になろうと思ったきっかけについてお話したいと思います。

最近なにかと話題になっている日本の獣医系大学にはそれぞれ特色があり、得意としている分野や動物種も異なります。僕が卒業した岩手大学は牛を得意としていていました。しかし豚を専門としている先生は常勤しておらず、大学では豚を見たことも触ったこともありませんでした。

養豚場の実習に申し込んだのは、一度豚を見てみよう!ついでに養豚獣医師も見てみよう!という軽い気持ちからでした。いざ実習に行ってみると、たくさんの農家さんに信頼されて、経営を真摯に考える養豚獣医師の姿がありました。病気を治して終わりではなく、その病気の発生原因を深く追求し、農家さんと一緒に考え、土地、環境、人材、設備に応じたアドバイスをする養豚獣医師の仕事は、これまで僕が想像していた獣医師像より遥かにダイナミックなものでした。そして、養豚獣医師の、人と関わりあいながら、協力して経営改善という一つの方向に向かうという仕事に強い魅力を感じました。

現在は入社してから5年目になり、一人で農場にコンサルに行く機会も増えましたが、まだまだ、コンサルタントとしては精進していかなければならないと痛感しています。将来は日本や世界を飛び回り、農家さんに信頼される養豚獣医師になれるように、日々視野を広げて努力していきたいと思っています。皆さん、どうぞよろしくお願いします。